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電気工事で成長しよう!資格の種類や特徴を詳しく解説します

2022年12月16日

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私たちの暮らしは電気とともにある、といっても決して過言ではありません。
衣食住は電気に支えられており、大切に使う必要があります。

では、電気を扱う仕事には一体どのような資格の種類や特徴があるでしょうか。
この記事では電気工事で成長を目指すための資格について詳しく解説します。

電気工事は資格が必須?その理由とは

私たちの暮らしを灯す電気は、資格を持たない方が工事に携わることはできません。
電気工事には資格制度が設けられており、専門知識を身に付けた方で無ければ工事ができないのです。

では、なぜ電気工事には資格が必須とされるのでしょうか。
電気工事は簡単な工事ではなく、危険を伴う工事です。電気は感電するとやけどのみならず、亡くなってしまう可能性があります。

また、電気工事によっては電柱などの高所作業をこなす必要があり、作業内容を把握していないと転落してしまうかもしれません。
電線に悪影響を及ぼす工事を行う可能性もあります。

また、誤った電気工事を施工してしまうと漏電を起こしてしまい、火災につながるリスクもあります。
電気工事はこのように危険が多いため、資格制度を導入しています。

資格を取得していないと工事ができないのは、電気と人命を守るためなのですね。

電気工事は法律で資格が定められている

現在日本には非常に多くの種類の資格が存在しており、そのなかには「民間資格」と呼ばれる資格も存在しています。
では、電気工事の資格はどうでしょうか。

電気工事の資格は、国が法整備を進めているため、国家資格として運営されています。
電気工事の資格で最も知られている「電気工事士」は、一種と二種がありますが両方ともに国家資格です。

士、という言葉が用いられているので受験資格が厳しく制限されているように見えますが、受験の制限はありません。
中学校卒業後の方も、現在別のジャンルのお仕事で奮闘されている方でも、誰でも気軽に受験できる魅力的な資格です。

電気工事士は一般的な電気工事を受注でき、将来の安定性もあることから人気の国家資格としても知られています。
電気工事は感電リスクがあるため、必ず資格を取得し手から工事に携わるようにしましょう。

電気工事士を取得しよう!

生活に欠かせない電気を工事や保安で支える電気工事士は、人気があり高収入が目指せる資格です。
安定した仕事に就きたい、将来独立を視野に入れた資格が欲しい場合には、電気工事士の取得を目指してみましょう。

では、電気工事士の資格のしくみとはいったいどのようなものでしょうか。
電気工事は2つの資格に分けられます。

まず1つ目は「第二種電気工事士」です。

第二種電気工事士は電気工事士のスタートラインとして機能している資格で、一般的な電気工事を受注できるレベルの資格です。
ただし、すべての工事を受注できるわけではなく、電圧が600V以下、という制限が設けられています。

一般的な電気工事に関わりたい、ご自宅の電気工事を自分で楽しみたい、という方には第二種電気工事士の取得がおすすめです。
さらに電気工事のプロフェッショナルになりたい、という方はさらに上の資格になる「第一種電気工事士」を目指すことがおすすめです。

第一種電気工事士は一気に工事の範囲が広がります。最大電力が500kWまでの制限となり、多くの電気工事ができるようになります。
第一種電気工事士を持っているといろいろな企業の電気工事を受注できるようになるため、独立も夢ではありません。

必要な工事の多くを担えるため、活躍の場が広がっています。
電気工事士の資格は取得しているだけで収入が上がる可能性が高いものです。

電気工事業に勤務する場合、資格の有無がポイントとなります。
特に第一種電気工事士は優遇されること多く、資格手当が支払われることも多くなっています。

収入と技術のアップを目指すためにも、第一種電気工事士を見据えて勉強に励んでみましょう。

電気工事にはそのほかにも資格があります

電気工事の資格と言えば電気工事士ですが、そのほかにも資格があります。
電気工事を主体にその他の資格を取得していくことで、活躍の機会も増加していきます。ぜひ以下をご参考ください。

1.電気工事施工管理技士とは
電気工事に関しての技術者資格として知られているのは、電気工事施工管理技士です。
この資格は1級と2級に分類されています。この資格ももちろん国家資格の1つで、難関資格の1つとして知られています。

電気工事士とは具体的にどう違う資格なのでしょうか。
電気工事士は電気工事の現場で活躍する作業者です。

電気工事施工管理技士は電気工事の言わばプランナーに該当し、工事管理や監督に当たる業務も遂行します。
技術面でしっかりとした実務と経験を有する必要があり、この資格があると非常に有利です。

大きな規模の管理業務を受けるためには、1級を保持する必要があります。

2.電気主任技術者とは
人気資格の1つには、電気主任技術者と呼ばれる資格もあります。
この資格は電気設備の保守などの運営者側に求められている試験で、技術者としてのスキルアップに適しています。

正式名称は第三種電気主任技術者と言います。
電圧5万ボルト未満の工事などを取り扱うことができるので、大型施設の工事・保守管理に適した内容です。

保守管理は非常に重要な仕事で、需要が多くあります。
ホテル施設やテナント管理、大型のマンションなどには欠かせない存在です。

需要が増加傾向にある通信系の資格とは

電気工事のなかには現在急速に需要が伸びている資格もあります。
その資格の1つが「電気通信主任技術者」です。

この資格は通信ネットワークに関する工事を請け負う資格で監督責任者が有する資格です。
ネットワーク整備が欠かせない現代社会に置いて欠かせない存在であり、今後も需要は拡大していく見込みです。

セキュリティ管理やソフトウェア管理に関心がある方は、ぜひ挑戦してみてほしい資格です。
資格の取得は試験が多く、大変な道のりですが、スキルを1つずつ身に付けていくことで新しい未来が拓かれます。

ぜひ今回紹介した資格で気になるものがあったら、お気軽に挑戦くださいね。

まとめ

この記事では電気工事関係の資格の種類に注目して解説を行いましたが、いかがでしたか。
電気工事はどのような場面でも安全性を常に心がける必要があり、難易度も高いことからさまざまな資格が導入されています。

ぜひこの機会にいろいろな種類の電気工事に挑戦をして、スキルアップをはかってくださいね。

愛媛県松山市で電気工事を請け負う劭明電工

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