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エアコン設置には電気工事が必要?施工時に知っておきたいこととは

2022年10月21日

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私たちの日常生活に欠かせないエアコンは、夏も冬も大活躍してくれる素敵な存在ですよね。
しかし、部屋の中では高い位置に取り付ける必要がある上、電気工事が必要であるとご存じでしょうか。

そこで、この記事ではエアコン設置に関する電気工事について詳しく解説します。
ぜひご一読くださいね。

エアコンは自分で設置できる?できない?

エアコンは一般家庭用の家電製品の中でも大きな製品に分類されます。
家電量販店でも気軽に購入できますが、実は結構難解な工事を必要とします。

基本的に真空引きなどの難しい工事を必要とするほか、コンセント設置のための工事や壁に穴を開ける工事なども必要となるため、専門の業者にご依頼されることがおすすめです。

特に電気工事を必要とするケースではご自分でのエアコン設置はできません。

前回使っていたエアコンとコンセントの種類も電圧も全く同じで無ければ、基本的に電気工事士が必要な工事分野である、と理解しておきましょう。

エアコン設置にはコンセントに注意が必要

エアコンの設置工事の際には色んな注意事項がありますが、その中でもピックアップしたいのが「コンセント」についてです。

家電製品を安全に使うために欠かせない存在のコンセントですが、エアコンについては専用のコンセントを必要とすることをご存じでしょうか。

エアコン本体にある電源プラグにマッチングするコンセントが必要なのですね。

一般的にアパートやマンションにはすでにエアコン用のコンセントが準備されていますが、一般家庭の場合、新規でエアコン設置を行う場合にはコンセントの設置から検討するケースが多くなっています。

既存のエアコンを入れ替える場合でも、コンセントが合わない場合には新たに工事が必要となるのです。
もしも既存のコンセントを生かしてエアコンを設置したい場合には、購入時に確認の上で行う必要があります。

コンセントや電圧があっていないにも関わらず、無理に設置をしてしまうと、火災のリスクが上昇してしまいます。
エアコンの正しい設置と運転のためにも、コンセントには注意が必要です。

実はエアコンから出荷する火災は実際に起きています。
エアコンは電圧も大きいため、誤った使用を行ってしまうとトラブルになってしまうのです。

では、どうしてエアコンの設置に専用のコンセントが必要なのでしょうか。
結論から言うと、エアコンはとっても多くの電力を一度に消費するからです。

昔と比べるとエアコンも節電能力があるものが増加していますが、エアコンの消費電力に耐えうる単独回路を活用したコンセントが必要なのですね。

なぜコンセントなどの工事には電気工事が必要?

コンセントのパーツなど、電気製品の部品はいつでもどこでもオンラインを通して購入できる時代です。
しかし、ここで一度立ち止まって考えてみましょう。

電気工事の分野は、電気工事士が工事を実施する必要があることをご存じでしょうか。
電気工事士とは日本における国家資格の1つであり、難解な資格の1つとして知られています。

いくら部品類が手軽に手に入っても、電気工事士しか扱えない工事が多数あるのです。
でも、どうしてコンセントなどの工事には電気工事を必要とするのでしょうか。

なぜDIYが出来ないのか、という視点から詳しく解説します。

コンセント工事は意外と危険!

電気工事の中でもエアコン設置時にもご要望の多いコンセント工事ですが、コンセントには実に多くの種類があることをご存じでしょうか。

加えて、ただコンセントの表面にあるパネルを設置するだけが必要作業ではありません。
複雑な配線工事をミスなく終える必要があります。

またエアコン設置の場合には200Ⅴ以上のコンセントが無ければ稼働させることができません。
形状は3口のものですが、一般の方には必要な種類の配線やコンセントなどを見極めることは至難の業です。

作業のミスがあると火災が発生する可能性も高く、安全な作業服で無ければ身の危険を感じる可能性もあります。

エアコン設置を始めとする電気工事は、プロである電気工事士にまかせることで、火災や人命への影響も減らすことができるのですね。

安全なエアコン工事を実現しよう!施工時の注意点とは

エアコンの設置の際には壁に穴を開ける作業があったり、室外機を安全に設置したりと複雑な作業を要します。
安全にエアコンを稼働するためにも、適切な電気工事を実現しましょう。

では、電気工事を通してエアコン工事を行う場合に、知っておきたい施工時の注意点はあるでしょうか。

電気工事の作業内容によっては追加工事が必要

電気工事の作業内容は基本工事と呼ばれるものと、追加工事と呼ばれるものがあります。
追加工事となるケースとしては、「室外機の特殊設置」などが挙げられます。

通常は住まいの外装部分に沿うような形で設置する室外機ですが、住宅の形状や事情によっては室外機が置けない場合があります。
すると、家から吊るすような形で設置をするなどの工夫が必要です。

特殊な室外機の設置には別途部品類のコストがかかるため、追加工事の費用が発生します。

追加工事が想定される場合には見積もり時に説明を受けますが、費用負担が気になる場合には、予め複数の電気工事業者に相談し、費用相場を確認しておくことがオススメです。

エアコン設置工事はお早めの依頼がベスト

エアコンの稼働は夏や冬が多いですが、必要と感じる気候になると電気工事が集中する傾向があります。
久しぶりに稼働させたら故障していた、等のケースが多いからです。

夏や冬の稼働期より前に、エアコンはまずは試運転をしておきましょう。
試運転時に違和感がある場合にはメンテナンスが必要です。

エアコンは室内の機器だけではなく、室外機にもトラブルが起きていることがあります。
稼働期になると新規設置工事なども集中し、電気工事がすぐには対応できない場合があるので注意しましょう。

取外しの際にはリサイクル料金が発生する

エアコンは大型の家電製品に該当し、燃えないゴミに捨てても回収できないことが一般的です。
既定のリサイクル費用を支払って回収してもらう必要があります。

この費用は設置の電気工事とは別に発生します。

まとめ

この記事ではエアコンの電気工事について施工時に知っておきたいことに関して詳しく解説を行いました。
エアコン設置の際にはほとんどのケースでプロの電気工事士による工事が必要です。

また、既存のエアコンの撤去の際にはリサイクル料金が発生します。
処分も含めてエアコン工事は電気工事士に相談をしてみましょう。

 

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