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電気工事でコンセント関連の工事を依頼しよう!工事費用の相場は

2022年10月28日

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在宅ワークの増加や家族構成の変化に伴い、「コンセントの増設」を考える人は多いのではないでしょうか。
また、コンセントを点検したい場合には一体どのように行えば良いでしょうか。

この記事では電気工事における「コンセント関連」の工事について詳しく解説します。ぜひお読みください。

コンセントが足りない!こんな時はどうするべき?

新型コロナウィルスの感染拡大によって、在宅ワークを導入する企業が急増しました。
自宅をオフィスのようにレイアウトを変更した方も多いのではないでしょうか。

OA機器を取り揃えていくと、「コンセントが足りない」事態に陥っていませんか。

また、家族人数の変化などにより、洗面台付近でドライヤーや洗濯機などの家電製品を集中して使う機会が多くなると、コンセント数が足りなくて不便に感じることがあります。

では、こんな時はどのような対処をすると良いでしょうか。
よくある対処法の1つが「タコ足配線」です。

便利な電源タップは100円ショップなどでも販売されており、たくさんのコンセントを集中して使えるようになります。
製品の中には使っていない家電は電源タップ側に付いているスイッチを消すことで電気の流れを止めることができるものがあります。

とっても便利ですよね。しかし、電源タップに付属させているコンセントを一気に稼働させると、コンセントに負荷がかかり過ぎたり、容量を超えてしまったりするトラブルが起きやすくなります。

タコ足配線は火災リスクも上がってしまうので、できれば避けたいですよね。
電源が集中しやすい箇所については、電気工事によってコンセントの増設を検討することがおすすめです。

コンセントの増設工事とは?

コンセントに不足感を覚えたら、「コンセントの増設工事」を検討してみましょう。
コンセントの増設工事は電気工事のプロである電気工事士が取り扱います。

では、一体どんな電気工事が行われるのでしょうか。

コンセントの増設工事には、全くコンセントが無い場所に新規設置を行うケースもあれば、既存のコンセントの場所を生かしつつ、差込口を交換する場合もあります。

今あるコンセントの電圧だけを交換することもできるので、用途や希望に合わせてコンセント工事の種類を選択しましょう。

コンセント工事の増設に必要な費用とは?

コンセント工事に必要な費用とは一体どのぐらいでしょうか。
まず、電気工事の全般に言えるのは、距離によっては出張費が加算されるケースがあることです。

遠方の電気工事を受注する場合には交通費などの名目で費用が加算される場合があります。
ここに、部材の費用や作業料金が加算されます。

それでは電気工事の内容別に費用を解説します。

・既存のコンセントの口数を増やす工事
電気の容量には問題が無いけど、コンセントの口数が足りない…こんな時におすすめの工事が「コンセントの口数の増加」です。
既存のコンセントに口数をプラスする工事は10,000円以内で収まることが多いでしょう。

ただし、この工事の場合電気容量は追加しないので電圧が強い家電製品を繋ぐことはおすすめしません。

・コンセントの電圧をパワーアップする工事
頻繁にブレーカーが落ちる場合におすすめの電気工事もあります。
既存のコンセントの電圧をパワーアップする工事です。

工事費用の相場は5~6,000円程度が多くなっています。
既存のコンセントの電圧を上げることで、ブレーカーが落ちにくくなります。

設置の際にはどんな家電製品を使っているのか、にも注目しましょう。
エアコンなどの家電の場合専用回路が求められるため、コンセントの形状が異なります。

・差し込み部分の交換工事
既存のコンセント交換工事の1つで、差し込み口の部分の形状が変化してしまった、焦げのような症状が見られたら実施する工事です。

この工事をご依頼される場合には、焦げの症状などのトラブルがあったことを伝え、配線などにも影響が及んでいないか確認を求めておきましょう。

場合によってはメンテナンスもセットで行うことがおすすめの工事です。
この工事は簡単な交換で完了するため、7,000円程度~が相場となっています。

コンセントの向きを誤る、差し込む力が強すぎるとコンセントが壊れてしまうトラブルにつながるので注意しましょうね。

・新規設置工事
コンセント工事の中でもご要望の多い工事の1つが「新規設置工事」です。

今まで使っていなかった部屋を子ども部屋や書斎に変更したり、家電製品の増加に伴いコンセントが足りなくなったら、新規設置工事を検討してみましょう。

今までなかった場所にコンセントを設置する工事は上記で紹介したその他の工事より、費用がやや高くなっています。
工事費用の相場としては、20,000円以下程度が相場です。

現在タコ足配線の傾向が強い場合には、スッキリと新しいコンセントの増設で配線周りを整えることがおすすめです。

電気工事を決める前に考えておきたいこととは?

コンセントの増設工事を決めて、電気工事に依頼をする前には考えておきたいことがあります。
以下の3つのポイントを押さえておきましょう。

1.レイアウトをしっかりと考えよう

コンセントの新規設置や既存のコンセントの電圧を変更する場合、本当にその場所で「利便性が十分なのか」しっかりと検討することがおすすめです。

特に在宅ワーク向けにコンセントの工事を行う場合には、レイアウトを事前に決めておくことで作業効率がアップします。
なんとなくここで良いかな…と思うのではなく、しっかりとレイアウトを決めてみましょう。

2.不便なところはまとめて改善を

電気工事の費用は先に少し触れましたが、出張費や交通費が加算されることがあります。
そのため、1つの工事をバラバラの日程で依頼するよりも、まとめて工事を実施した方が費用は安くなるのです。

不便に感じているところはまとめて電気工事士に依頼をしておきましょう。
ブレーカーや分電盤のメンテナンスもおすすめです。

3.diyはしないこと

電気工事は電気工事士の専門分野であり、diyはできません。
部材がネットで気軽に手に入る時代ですが、自己判断による作業は大変危険です。

電気工事のことは信頼できるプロにおまかせくださいね。

まとめ

この記事では電気工事におけるコンセント分野の工事について詳しく解説を行いました。
在宅ワークの増加などでコンセントに不満がある方は、この記事をきっかけに見直しを進めてみてはいかがでしょうか。

コンセントは正しく使い、タコ足配線などの危険な使い方は控えましょうね。

 

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