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電気工事の流れが知りたい!施工時に知っておきたい基本を解説

2023年4月21日

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一般家庭はもちろんのこと、テナントや大型の施設であっても、電気を安全に使うためには電気工事を行う必要があります。

では、電気工事とは一体どのような流れで行われるでしょうか。この記事では、電気工事の基本の流れについて解説します。施工前にぜひ、ご一読ください。

電気工事とは一体どのような工事なの?

私たちの暮らしはエアコンやテレビなどの家電製品はもちろんのこと、照明設備やインフラ設備全般など電気が安全に稼働することによって支えられています。

発電所で作られた電気は電線をつたって供給され、建物内に施工されている配線を通して必要箇所に届けらます。スイッチを押せば簡単に灯る照明も、電気が安全に使えるように工事されているからです。

では、電気を安全に使うために行われる電気工事とは、そもそもどのような工事なのでしょうか。

電気工事の種類は多種多様

電気は発電から使用に至るまで大変多くの工事が行われています。発電に関しての電気工事は発電設備工事と呼ばれており、火力や風力、原子力発電所の管理業務に従事しています。

安全に電気を使うためには、発電後は送電する必要があります。送電設備に関しても常に安全を管理する必要があり、電気工事の一環として行われています。

そして、送電された電気は一般の家庭などで安全に使えるように変圧を変更する必要があります。時々安全性が確保された場所に、「変電所」と呼ばれる設備があることはご存じでしょうか。

変電所は各ご家庭などに電気を届けるために作られた変圧施設です。ここから、安全に電気が供給されていきます。建物内で電気を安全に使うために行われる配線工事、防災に関係する電気工事なども存在しています。

このように、電気工事には実に多くの種類が存在しています。電気工事は多種多様で、必要に応じて資格も取得する必要があります。

家庭向けの電気工事はどのような流れで行われるの?

私たちが最も電気に親しむのは、家庭の中ですよね。家電製品も快適なIHの設備も、電気があるからこそ稼働できます。では、家庭向けの電気工事は一体どのような流れで行われるのでしょうか。

ここからは基本の電気工事の注目し、施工内容にも触れながら基本の流れを解説します。

1.ヒアリング
一般家庭で電気を安全使うためには新築の段階で電気工事を終えておく必要があります。住まいの完成前に電気工事が施工されており、その後壁などの内装を完了させるためです。

電気工事の際には、照明やコンセント、スイッチの箇所を特定する必要があり、どのような工事にするべきかまずはヒアリングが行われています。施工の流れのスタートは、細やかな打ち合わせから始まります。

2.設計と見積もり

ヒアリング後は電気工事の設計図を起案し、工事料金の見積もりも行われています。電気工事はきちんと設計図が描かれており、正しく施工が行われるように下準備が行われています。

電気工事はミスがあると漏電などのトラブルが起きてしまうため、この下準備が重要です。見積もりが完了すると電気工事関係の許可が下り、施工計画書の作成に移行します。

3.施工計画書~作業手順書

施工計画書は電気工事の流れや内容が記されたもので、新築時には施工主の方の許可を求めます。その後、電気工事の細やかな打ち合わせのために、施工要領書が作成され、作業手順書に移ります。電気工事は厳密な計画案がいくつか作られるのです。

4.接地工事・配管工事

計画書関係が進んだらいよいよ工事です。まずは地面に電気設備関係の設置を行う接地工事が行われています。次に配管工事です。配管工事は電気を安全に配管で通すために行われます。電線を通すために必要な工事です。

5.配線工事

建物内で安全に電気を使うために行われる工事を配線工事、と言います。配線工事は建物への電気工事で頻繁に行われるものです。配線工事後は分電盤の設置が完了し、電気のテストが行われます。電気の運用に問題が無ければ施工完了です。

電気工事の基本的な流れは以上です。施工内容によっては流れが変わりますが、ぜひ工事前には基本的に上記のステップで工事が行われると知っておきましょう。電気工事の完了後は保守やメンテナンスが実施されています。

電気工事はどこに依頼するのがおすすめ?依頼先を紹介

電気工事は新築時の場合、工務店やハウジングメーカー等が下請け先に発注するため、ご自身で発注先を見つけることは少ないでしょう。中古住宅の購入時には、すでに配線工事全般は終わっている状態であり、配線や分電盤のメンテナンスを中心に行われます。

では、暮らしの中で電気工事が必要となった場合には、どこに依頼すると良いでしょうか。この章では依頼先をピックアップし解説します。ぜひご確認ください。

有資格者がいる電気工事会社

街にはさまざまな電気工事に対応できる会社があります。一般家庭の中でコンセントの増設や照明の追加などを依頼する場合には、電気工事士の資格がある方に依頼する必要があります。

電気工事業者で一般家庭向けの対応をしている会社なら、第二種電気工事士以上の資格は有しているでしょう。電気工事会社に直接連絡し、求める電気工事の内容を伝えればOKです。

ハウジングメーカーや不動産会社

電気工事が必要となり、業者選びに困ったら新築時に契約を交わしたハウジングメーカーや、不動産会社に相談をされることもおすすめです。

最寄りの電気工事業者を紹介してくれる可能性が高いでしょう。しかし、漏電が発生している可能性がある場合は緊急の対応が必要と考えられます。ハウジングメーカーなどからの紹介は即日で依頼ができるとは限らないため、ご注意ください。

家電製品の購入時に依頼する

エアコンの購入時などの場合、壁に穴を開けて配線を実施する可能性があります。すると、ご自身での電気工事はできません。電気工事士の資格がある方が作業を行う必要があります。

配線関係の工事も必要となる可能性が高いため、家電製品購入時の工事サポートを受けることもおすすめです。家電製品の購入時の場合、設置に関する電気工事なら割安で受けられる可能性が高いでしょう。

まとめ

この記事では電気工事の流れに注目し、詳しく解説しました。電気工事は新築時の場合、施工計画書の作成などが行われたうえで、施工が実施されています。

もしも、暮らしの中で電気工事が必要となった場合には、ご自身で電気工事を手配する必要がありますが、あなたの街には素敵な電気工事士が多く活躍しています。ぜひ実績豊富な専門家にご依頼ください。

 

愛媛県松山市で電気工事を請け負う株式会社劭明電工

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